「仕事もお金も恋愛も、人からやってくる。」
【習慣と一人ビジネス専門家】佐藤伝さんから教わったことばです。
いつもため息をついている人に大事な仕事を任せようとは思いませんよね?
不機嫌そうな人に、友人、はたまた彼女・彼氏募集中の人、仕事の仲間を紹介しようと思いませんよね?
「不機嫌は罪」「不機嫌は感染」します。
いろいろなところで言われていることです。
その場に一人でも不機嫌な人がいたら空気が悪くなり、同じ空間にいる人もつられてとげとげしくなってしまう。
仕事等オフィシャルな場は勿論のこと、プライベートでも酒の席で不機嫌なんてもってのほか。
その人がトイレに立ったら、ちょっと・・、まぁ、いろいろあるからね・・それにしても・・とたぶん次回から呼ばれなくなる。
いろいろ人生が狭くなります。
なので、絶対にダメです。
自分が一番苦しくなります。
この記事を読んでいただいている方は、人生を良くしたいとお思いの方ばかりだと思うので、心得られていると思います。
そのためには、
「自分の機嫌は自分でとる」
➡何をしたら、何を食べたら、見たら、考えたら、機嫌が良くなるかを知る。
それをルーチンにする。
そんなことしなくても常に機嫌良くできる人はOK。
「雪が降っても自分のせい。今日大雨なのは自分のせい。(自責思考)」
➡他人のせいにする(他責)から機嫌が悪くなる。
自分の人生、自分の機嫌くらい自分で決めるわ、という意識でいくといいです。
また、絶対にやってはいけないこと・・・。
それは・・・キレること。
キレたら終わりです。
何があっても。
上司や同僚・部下に対して、感情を抑えられなくなって大きな声で、キツい口調・表現・表情で、言ってしまったら、終わりです。
どんなに後で謝ったところで、その場は収まるかもしれませんが、あの人はああいう状況になったらキレる人、という動かぬ事実を作ってしまいます。
実際、私の経験上、一度キレた人は、基本必ず繰り返します。
どなたかがYoutubeで言っていましたが、映画「アウトレイジ」で一番最初に消されるのは、気が短い人。キレる人です。
私が大好きな映画「ゴッドファーザー」でも気の短いソニーがコニー(妹)が旦那に殴られたという電話を受け、キレて猛スピードで旦那をシメに行こうとして高速道路のゲートで蜂の巣にされます。
怒る・キレる人の感情はこうです。
こういう怒りの感情にさせるのは相手だ(他責思考)。
➡️いやいや、どういう感情でいるかは、その人が選択できます。
いつでも。
要は、未熟です。
自分で作り出した感情なのに、自分を制御できず、怒りに支配されて、沸騰・爆発してしまう。
周りからみると、未熟・発展途上・幼稚・恥ずかしいとしか思われないので、怒り癖・キレ癖のある人は、絶対にアンガーマネジメント、メンタルを一定に保つ訓練、ルーチンを習得した方が良いです。
かく言う私も、特に中高生の若かりし時は、キレるのがカッコいいとさえ思っている時期もありました。
傑作漫画「ろくでなしブルース」の前田太尊や「バッドボーイズ」の段野とか、私も友人も不良に憧れた時期もありました笑
※特に「ろくブル」は毎週週刊少年ジャンプが楽しみで仕方ありませんでした。
しかし、それが通用するのは10代(高校生)で終了です。
当然私もついイライラ感情が湧き出てくることがあります。
そんな時は、
大谷翔平(敬称略、以下同じ)の「イライラしたら負け」を思い出します。
イチローが、中田英寿が、本田圭佑が、イライラして相手にキレるでしょうか?
もちろん、勝負の世界だから、勝利のために言うべきは言わなければいけない時も勿論ありますが、ビジネスや社交の場、プライベートでもダメです。
心の柔軟性が必要です。
このような人と対峙した場合の対処法
このような人と対峙した場合、部屋にいるのだったら、まず、一度自分が部屋を出ます。
理由は何でもよく、
・ごめん、急ぎの電話かかってきちゃって・・・とスマホを持っていそいそと。
・ごめん、ちょっとお腹が痛くなって、とか、さっきからトイレ我慢してて・・・といそいそと。
※自分ではどうしようもない理由がポイント。
そうして、5分から10分後に戻ってくると、相手の感情はいくらか収まり、自分も冷静になれます。
そうしてから改めて話した方が得策です。
怒っている・キレている人とはまともな話はできません。
自分の正統性や相手の非を主張することが第一優先になっているので、建設的な話はまず不可能です。
いつでも機嫌良く、いい気分でいる方法
・ため息をつかない(深呼吸はOK。ため息ついてるじゃん!といわれたら、これは深呼吸、心を整えています、と応えてください。)
・口角を上げる(上げるだけで運気が上がると言われています。気がするだけでもOKです。)。
・自分の機嫌は自分でとる。
・イライラしたら(しそうになったら)、翔平さんの「イライラしたら負け」を思い出す。
・自責思考「雨が降っても自分のせい」を思い出す。
・同じ土俵に立たない。ロープロープ(プロレス用語:プロレスの試合中ロープに触れたら相手は攻撃してはならないルール)。 私は戦いませんよ。
•戦わないのが1番つよい。
最近やっているのは特にこれ!
★夢を思い出す。
「夢・家族・希望」
夢・家族・希望を思い出してください。そのためには目の前の小さな怒りなんて、なんてちっぽけなんだ、と思えます。
少なくとも私はそう思います。
★自分がどれだけ幸福かを思い出す。
・生きてるだけで丸儲け。
・5体満足。
・行きたいところに自分の足で行ける。
・食べたい/飲みたいものを食べられる/飲める。
・会いたい人に会える、話せる。
・少なくともこんなに安全な日本に生まれた時点でまず大感謝。
自分もこどもも明日の食料が無い、飲む水が無い、治る筈の病気がお金が無い・環境が揃っていないという理由で助からない、空爆におびえながら今日生きるのに必死な人もたくさんいる中で、安全な、清潔な、食レベルが超高い(ミシュラン星付きレストランの数は世界一。パリ含むフランスにも大差で勝っている。ミシュランが指標のすべてではありませんが、そうでなくとも美味しい、レベルの高いお店が数多あります。)、その気になればチャンスを生かせる、日本に生まれて来ただけでも超ラッキーです。
※「フランクルに学ぶ」アウシュビッツ強制収容所から奇跡的に生還したフランクルの書籍等を読んでも再確認することができます。
・2020年に他界した母は、命日間際には上記のいくつかができない状態になり、改めて、それができるだけでも超幸せ、と感じるようになりました。
・アドラー心理学「課題の分離」(「嫌われる勇気」より)を思い出す。
運もチャンスも、人も、お金も、ご機嫌さんにやってきます。
お金も仕事も恋愛も、人からくる。
いつでもご機嫌で、いい気分でいられると良いですね。
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