前回まで「デキる人」シリーズの記事「デキる人]のアポ取り術 「デキる人のメール術」ー上司や取引先に“一発で伝わる”書き方とは?ーを書きましたが、今回は「デキる人」シリーズ「デキる人の仕事提案(プレゼン)術 -考えさせない提案が信頼を生む-」について書きたいと思います。
仕事やビジネスを進めていく上で、上司や同僚・取引先にプロジェクト等の提案をする場面があります。
提案に限らず、確認の場合もこれに当たります。
まずは、ダメな例から。
❌ダメな例
・この件について、どう進めたらよろしいでしょうか(で終わる)。
・A部長はこう言っていて、B課長はこう言っていますが、どうすれば良いでしょうか(で終わる)。
要は、「で?自分の考えは?どうしたいの?こちらが全部指示しなければいけないの?」という意思表示がないことです。
⭕️良い例
上記のダメな例を改善すると下記になります。
簡潔に記載すると、
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・この件の進め方についてご相談させてください。
現状、A案とB案がありますが、
■A案のメリットは○○、デメリットは××、
■B案のメリットは○○・デメリットは××
なお、さらに掘り下げて調査・分析したところ下記のことがわかりました。
〇〇〇〇・・・
また、上記含めA部長、B課長に相談したところ、下記のご見解があります。
■A部長➡️○○○・・・
■B課長➡️×××・・・
上記総合的にみて私の見解は・・・となり、A案で進めるのがよろしいと考えます。
つきましては、A案で進めてよろしいか、確認をさせていただけますようお願いいたします。
ご助言などいただければお願いします。
他の案がよろしければお手数ですがご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
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要は、自分の考え方はこうで、このようにしたい、という着地(自己完結)想定があって初めて相談や確認となります。
「考えさせない=配慮。相手の判断に必要な材料を先に揃えるのが”デキる人”。」
・相手の判断コストを奪わない
・責任の所在が明確になる
・提案者の思考力が見える
・判断をYES/NOに絞れる
・上司がストレスなく決裁できる
提案力はセンスではなく「型」。
型を覚えれば誰でもできます。

指示マチ・指示クレはダメです。
案件の重さや種類にもよりますが、相談相手が相談内容のキーマン、得意分野や必ず口を出してくる内容であるなら、相当に準備して根回しなどして臨むとスムーズにことが進み、面倒な手続きを省略できます。
一方で、社内承認フローの手続き上、相談相手には話だけ通しておく必要だけある場合(相談相手はOKを出すに至る経緯や責任の所在がわかり、いざというときの逃げ道(誰々がこう言っていたと聞いたので、というくだりなど)を想起させればサッサと返答・済ませたい)は、相談者の見解や他の管理職等がこう言っている(「何を」言うか、ではなく「誰が」言ったかが重要)、という情報を伝えれば難なくスムーズに進みます。
また、気を付けたいのは、上司等に相談する下記のような場面のダメな例です。
×上司等に話しかけてから、言うことを考えながらダラダラと話すこと。
上司等はその考えている間ずっと待っていなければならず、貴重な時間を奪ってしまい、デキる人から遠ざかってしまいもったいないです。
まずは話す内容(導入・提案・着地を想定した確認)を整理してから簡潔に話すようにする習慣を付けると良いです。
基本的には相手に考えさせない。
提案の瞬間に、相手はあなたの“仕事力”を測っています。
「どうすればいいですか?」ではなく、
「こうしたいのですが、いかがでしょうか?」
たったそれだけの違いで、あなたへの信頼は大きく変わります。
主体性のある提案を積み重ねることで、
上司・取引先から“任される側の人間”へと変わっていきます。
提案力は、一部の人だけが持つ才能ではありません。
“型”を知り、主体性を持って実践すれば、誰でもできます。
提案が変われば、
信頼が変わり、
任される仕事が変わり、
キャリアそのものが変わります。
今日から、ぜひ「考えさせない提案」を意識してみるといいかもしれません。
小さな積み重ねが、大きな差になります。
次回の投稿もお楽しみに。

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